#2時間〈朝の勤務②〉

前回の続き。

「朝、教室に担任がいなくて大丈夫なの?」と、たまに聞かれます。

大丈夫です。

「先生がいないとトラブルが起きるのでは?」

何かトラブルがあっても、学校には誰かしら大人がいます。担任でなくでも、誰かしら対応してくれます。事前に予防する必要はなし。あとでゆっくり話を聞けばOK。

また、子ども達には【先生がいない世界も必要】という視点も大切です。先生がいると中々できない話もあるでしょう。子どもは大人のいない所で成長するものです。

「荷物の準備や、宿題など提出物は?」

低学年、特に1年生の4,5月あたりは、担任の支援が必要ですので、担任が教室にいた方が良いでしょう。しかし、一度システムを作っておけば、あとは大丈夫です。

〈システム①〉朝、教室に来た後にすることをフロー図にまとめ、黒板に板書したり、掲示物にしたりしておく。

例 ①ランドセルから荷物を出す→②先生に出すもの(宿題や連絡帳)を、先生の机の上にあるカゴに出す→③ランドセルをしまう→④トイレを済ます→⑤チャイムが鳴ったら席に座って待つ

<システム②>宿題チェック当番を2〜3人決めておく

これはかなり有効です。

まず、名簿を10枚ほどバインダーに挟み、教室に置いておきます。そして、当番の子達が、提出されたプリントなどを見て、一人ずつ名簿に○をつけていきます。出していない子には声をかけます。名無しのプリントがあった場合は、誰のものか名簿を見ながら確認します。あとは、私が教室に来たら名簿を見て確認するだけです。素晴らしい!

私はここ3年、朝の予鈴が鳴る前に教室にいたことはほとんどありませんが、何も問題はありません。システム作りは必須ですが、逆にシステムさえあれば、子ども達だけでできることも多くあるのです。

朝は余裕を持って、ゆっくりしたいものですね☀️

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